インターネットにおけるビデオ配信
KID京都インターネット同好会
勉強会資料  長谷川
1.動画を主体としたサイト(無料のもの。ただしメンバー登録必要なものあり) realplayerのコンテンツ紹介サイト。映画の予告編が多い。 http://realguide-jp.real.com/ JALのブロードバンドを前提とした動画専用サイト。観光地ガイドなど http://www.jal.co.jp/broadband/ 西武ライオンズの試合 http://sports.yahoo.co.jp/stream/baseball/pl/16/seibulions/motion/ ZAQが主催する映画 http://www.zaq.ne.jp/jmn/ 丸ごと映画が1本、1Mbpsで無料で見られる。登録必要 音声だけではあるが世界中のラジオ局がインターネット放送 http://windowsmedia.com/radiotuner/MyRadio.asp テレビももうじき? ソニーが主催している個人向けインターネット放送局。発信費用必要。 http://www.percastv.net/ 2.動画が一般的になってきたのは ブロードバンド化 300kbpsあればかなり滑らかな動画、1MbpsあればVHS並 画像サイズ(ピクセル)、画質の再生が可能(要圧縮) パソコンの高速化 圧縮した動画ファイルを、リアルタイムで解凍できる SureStream ユーザ側の受信回線の太さに合わせ、配信データの量をサーバ側が調整。 RealServerが必要 以上により、インターネットにおける動画がすぐ、高画質に、ほとんどとぎれる ことなく再生できるようになってきた。 3.実際に動画を配信しよう すでに撮影済みの映像を流すだけなら簡単です。まずはリアルメディアファイルを 作ることが必要です。作ってしまえば普通のホームページスペースで、インターネット 配信できます。 3−1動画ファイルの作成 RealSystem Producer Basic(無料)を使用する場合  ・アプリケーションのダウンロード(英語版のみ) http://www.realnetworks.com/products/producer/basic.html  ・パソコン要求性能 ファイルから変換 メディア装置から録音 ライブ放送(参考) CPU Pentium166M Pentium200M MMX Pentium400M MMX メモリー 32MB 64MB 64MB  ・用意するもの ビデオキャプチャー アナログのもの   I−O DATA USBーCAP2など 音声のキャプチャー マイク端子しかないサウンドカードは、信号レベルに要注意 ビデオカメラ    コンポジットまたはS−VHS出力があるものなら何でもOK  ・VIDEO、または音楽ファイルから変換   RealSystem Producer Basicで変換できる形式のファイル Video+オーディオファイル .avi .qt .mov アナログキャプチャーからは添付のソフトで作ることができます デジタルビデオからAdbe Premire LEなど オーディオのみのファイル  .wav .au .wavならWindowsのサウンドレコーダーから作ることができます → ハードディスクをかなり使う  ・実際作成してみよう Record From Fileを選ぶ ファイル名を入力 .avi .qt .mov .wav .auのどれか Title Author Copyrightなどを入力(適当で良い) Multi-Rate SureStream for RealServerG2を選択 2つまでの転送レートを選択。 通常のインターネットサーバーでのストリーム再生は、低い方のレートで 再生されるので、レートは一つの方が良い。 Audio Format 音声重視の場合はMusicなどを選択 Video Quality 適宜入力 Normal motion Videoで良いのでは 出力するファイル名を指定。これが .rmファイルになる。 設定を確認→完了 右下のstartをクリックするとエンコーディング開始  ・ビデオキャプチャー、オーディオキャプチャーから直接 RealSystem Producer Basicから アナログのキャプチャーがいる(コンポジット、S−VHS) Record From Media Deviceを選ぶ Capture Video Capture Audioともクリック。 キャプチャーカードが初期化できない場合はエラーになる それ以降は、Record From Fileと同じ  ・デジタルビデオの場合 Adbe PremireLEから .avi、.qtファイルを作ることができるのでいったんファイルにしよう Adbe Premireフルバージョンから デジタルビデオからrealmedia形式のファイルに書き出すことができます 4.インターネットで発信 普通のホームページスペースでも発信することができます。 ストリーム(視聴者が受信しながら再生。ファイル全部ダウンロードを待たずに 再生)を行うにはあと一工夫いります。 先ほどできた ***.rm ファイルと、テキストエディタで作った このファイルのURLのみ記入した以下のファイルを、***.ramで 保存します。 http://kid.star.gs/020511/momoyama.rm rmファイルはバイナリー、ramファイルはアスキーモードで転送する。 この .ramファイルを見れば、普通のサーバーでも見事にストリームが 始まります。 前に説明したSureStreamを行うにはrealserverが必要です。 (参考)ライブ放送 RealSystem Producer Basic アナログのキャプチャーがいる(コンポジット、S−VHS) RealServerが必要 rtsp://star.gs/encoder/kid.rm Realtime Transport Streaming Protocolと言います。httpではありません