KID京都インターネット同好会
勉強会資料 H13/7/14 長谷川
1.常時接続、ブロードバンドの種類、特徴
	・ADSL
	 アナログ線での高速通信。最大下り1〜8Mbps程度。電話局との距離や
	 ノイズ源の影響を受ける。
	 	NTT西日本フレッツADSL
		http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/adsl/
		ヤフーブロードバンド
		http://bb.yahoo.co.jp/

	・FTTH
	 光ファイバーを自宅まで引く。Bフレッツ。東京、大阪の一部地域で
	 サービス開始。上り下りとも10〜100Mbps。
		FTTHの衝撃
		http://premium.nikkeibp.co.jp/ftth/part3/hikaku_f.html

	・CATV
	 TV放送用のケーブルを利用。
		みやびじょん
		http://www.miyavision.co.jp/

	・フレッツISDN
	 ISDNの24時間テレホーダイ見たいなもの。ユーザーの専用番号で地域IP網に
	 接続。64kbpsと今では早くないがデジタル通信であり、ノイズに強い。
	 	NTT西日本フレッツISDN
		http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/

	・無線インターネット
	 ビルや電柱に設置したアンテナと、自宅に設置したアンテナで通信。
		スピードネット
		http://www.speednet.co.jp/

	・電線インターネット
	 既存の電線を直接インターネット通信回線とする
		九州電力で実験中。各家庭へのインターネット接続には電線を使うが
		高圧の電力送電とは途中で分ける。データは光ファイバーなど。

	・OCNエコノミー
	 128kppsの専用線接続。同じ回線を10人同時に使う可能性あり。固定の
	 グローバルIPアドレスがもらえるのでサーバーを外部に公開できる。
		NTT
		http://www.ocn.ne.jp/business/ocn_eco/

	・FOMA
	 試験中のDocomo高速携帯電話サービス。常時接続ではない。
	 パケット量で料金が決まる。	下り最大384kbps
		Docomo
		http://foma.nttdocomo.co.jp/index_j.html

ブロードバンドのメリットデメリット
メリット
デメリット
FTTH
・現在のブロードバンドでは最速
・信号の劣化が少なく、安定した通信が行える
・下り速度と上り速度が同じスピードで速い
・引き込み工事が大規模で集合住宅に導入しにくい
・料金がほかのブロードバンドと比べて高め
・サービス提供エリアが狭い
ADSL
・大規模な工事が不要で導入が簡単
・最大8MbpsとFTTHに次ぐ速度を誇る
・サービス提供エリアが広い
・電話局からの距離が遠いと信号が劣化して遅くなる
・ISDN回線が近くにあると干渉が起きて速度が落ちる
・ISDNの場合、申し込む際にアナログ回線に戻す必要がある
CATV
インターネット

・同軸ケーブルを使うので安定した通信が可能
・多チャンネルのテレビも同時に楽しめる
・インターネットを使った電話サービスを利用できるところも
・利用できるサービスエリアが限られている
・引き込み工事の手間があり、集合住宅に導入しにくい
・初期費用が高めの業者が多い
無線
インターネット

・ケーブルの敷設工事がいらないので短期間で導入可能
・NTTの回線を使用しない分、コストを抑えられる
・CATVインターネットやFTTHほど大規模な工事は必要ない
・回線の共有率が高いので速度がユーザーが多いと速度が下がる
・近くにビルなどの障害物があると電波を受信できず申し込めない
・高層ビルが多いエリアにはサービスが提供されない
参考:ISDN/
56Kモデム

・日本全国ほとんどの地域で申し込める
・NTTの局内工事だけで対応可能
・対応機器が安く、多くのパソコンにあらかじめ入っている
・ブロードバンドと比べると速度が遅い
・回線がない場合、申し込みに施設設置負担金(7万2000円)が必要
・アナログ回線の場合、電話をしながらインターネットができない
2.常時接続、ブロードバンドになると何ができるか
	・音楽、動画サイト
	 ストレス少なく見ることができる
		hollywoodparty
	 	http://www.hollywoodparty.net/
		TimeCast
		http://realguide.real.com/

	・インターネット電話
	 NetMeetingなど電話代を気にせず会話
	 会話だけなく、テレビ電話、チャット、二人でテキストファイル入力、
	 マウスで書いた絵がリアルタイムで相手のコンピュータに出てくることが可能
		
	・ファイルのダウンロードの高速化
	 インターネットサーバーからのダウンロードのみではなく
	 全世界の個人同士のパソコンからもダウンロード
		gnutellaの仲間であるBearShare
		http://www.bearshare.com/
		日本語パッチ
		http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2943/html/bear_jp.htm

	・サーバーの公開
	 グローバルIPアドレスを割り振る場合可
	 規約上置いてはならないになっている場合もあり
		ダイナミックDNS
		IPアドレスが変わっても外部からサーバの特定が可
	 	http://www.no-ip.com/

		インターネットサーバー
		Apache
		Windowsでも動く
		http://httpd.apache.org/

3.気をつけること
	外部からの浸入。ファイアウォールアプリを入れよう。
	ファイルの共有はやめよう。最低でもパスワードを入れよう